「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」購入&レビュー
- 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
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- 発売元: 中央公論社
- 価格: ¥ 800
- 発売日: 1991/08
少し昔の本ですが、大東亜戦争における日本軍の組織について研究した「失敗の本質」という本を読みました。おそらく、日本の企業組織・文化は日本軍の良いところ・悪いところをかなりの部分引き継いでいると思うので、この本は本当に勉強になります。
「失敗の本質」を読んだ。大東亜戦争における日本軍の作戦失敗例からその組織的欠陥や特性を析出し、組織としての日本軍の失敗に籠められたメッセージを現代的に解読する事を目指した良書。読み応えアリ。 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 30, 2012
「目的の単一化とそれに対する兵力の集中は作戦の基本であり、反対に目的が複数あり、そのために兵力が分散されるような状況はそれ自体で敗戦の条件になる」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 30, 2012
「米海軍は作戦部員の人数を極力少なくすることに努めたが、それは組織を活性化するには各自に精一杯仕事をさせる事が重要であり、有能な少数の者にできるだけ多くの仕事を与えるのがよいと考えた結果である」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 30, 2012
「戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、戦略の失敗は戦術で補うことはできない」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 31, 2012
「個人責任の不明確さは、評価を曖昧にし、評価の曖昧さは組織学習を阻害し、論理よりも声の大きな者の突出を許容した」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 31, 2012
「組織は、その構成要素に方向性を与え、その協働を確保するために統合的な価値、あるいはビジョンをもたなければならない」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 31, 2012
「組織は、組織内の構成要素の自律性を高めると共に、それらの構成要素がバラバラになることなく総合力を発揮するために、全体組織がいかなる方向に進むべきかを全員に理解させなければならない」:失敗の本質 amazon.co.jp/gp/product/412…
— すぎはら まこと (@sugiharamakoto) March 31, 2012